最先端テクノロジーで健康をデザインし、

病気ゼロの社会を実現する

 

健康寿命の延伸は、日本を筆頭に高齢化が進む先進国にとって重要なテーマです。そのような中、私たちは、1 人当たり数百種類以上でおよそ100 兆個も生息していると言われる腸内細菌に注目しました。人の体を構成する細胞数よりも遥かに多い数の腸内細菌が、わたしたちの体にどのような影響を与えているのかについて、便の解析から解明しようというものです。これまで、腸内細菌の研究は培養法を用いて細菌を単離・培養して個々の機能を調べるのが主流でしたが、次世代シーケンサーの出現や質量分析計の感度の高度化などにより、腸内環境情報を含む便そのものを、メタゲノミクスやメタボロミクスといった腸内細菌の遺伝子や腸内細菌が作り出す代謝物質の網羅的解析から探ることが可能になりつつあります。

メタジェンは、こうした最先端テクノロジーで多くの人々の便を分析し、得られた健康情報を社会にフィードバックすることで人類の健康維持に寄与しながら、同時に今まで解明しきれなかった腸内環境の乱れが病気の発症に関わる疾患のメカニズムの解明などにも貢献することで、「病気ゼロの社会構築」を目指します。

ceo

株式会社メタジェン 代表取締役

福田 真嗣 プロフィール

2006年明治大学大学院農学研究科を卒業後、理化学研究所基礎科学特別研究員などを経て、2012年より慶應義塾大学先端生命科学研究所特任准教授。2011にはビフィズス菌による腸管出血性大腸菌O157:H7感染予防の分子機構を世界に先駆けて明らかにし、2013年には腸内細菌が産生する酪酸が制御性T細胞の分化を誘導して大腸炎を抑制することを発見、ともに『Nature』誌に報告。2013年文部科学大臣表彰若手科学者賞、2015年文部科学省科学技術・学術政策研究所「科学技術への顕著な貢献2015ナイスステップな研究者)」受賞。同年、バイオサイエンスグランプリにてビジネスプラン「便から生み出す健康社会」で最優秀賞を受賞し、株式会社メタジェンを設立。専門は腸内環境システム学、統合オミクス科学。