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メタジェン、リバネスマレーシアが現地大学と共同で開設した「Nest-Bio Venture Lab」に研究拠点を設け、 東南アジアでの腸内環境研究を開始

<左より、リバネスマレーシア Abdul Hakim Sahidi 役員/メタジェン CEO 福田真嗣/ユーグレナ 鈴木健吾 執行役員/リバネス 丸幸弘 グループCEO> 

株式会社メタジェン(本社:山形県鶴岡市、代表取締役社長CEO 福田真嗣、以下、「当社」)は、株式会社リバネス(本社:東京都新宿区、代表取締役グループCEO 丸幸弘、以下「リバネス」)の海外子会社であるLeave a Nest Malaysia Sdn. Bhd. (以下、「リバネスマレーシア」)がマレーシア、クアラルンプール市内にあるマレーシア工科大学マレーシア日本国際工科院内に開所した「Nest-Bio Venture Lab」に研究拠点を設け、東南アジアに住む人々の腸内環境研究を開始いたします。

1. 背景
 「Nest-Bio Venture Lab」は、マレーシアでのバイオ研究推進やバイオテクノロジー分野のスタートアップ支援を目的として、リバネスマレーシアとマレーシア工科大学マレーシア日本国際工科院が共同で今月19日に開所した研究所です。この度当社は、株式会社ユーグレナ、リバネスとともに、パートナー企業として当該研究所内に研究拠点を設け、パートナー企業間での連携を図りながら現地での腸内環境研究を開始することといたしました。
 近年の研究から、腸内環境は健康維持や疾患予防と密接に関わっており、さらに腸内環境は 長期的な食習慣に大きく依存して個人ごとに異なることが明らかになってきています。当社はこれまでに、最先端の腸内環境解析技術を用いて多くの人々の腸内環境を科学的根拠に基づいて評価してきましたが、その研究は日本に留まらず世界75億人をターゲットとしています。その研究規模拡大の第一歩として、マレーシアをはじめとしたイスラム圏の人々をターゲットとした腸内環境研究を開始することといたしました。

2. 現地での研究概要
 イスラム圏、特にハラルの食文化についてはこれまでも注目されていましたが、それらの人々の腸内環境の詳細については明らかではありません。当社では、近年食生活が欧米化している日本人とは異なる、根源的な腸内細菌叢がハラルに存在するという仮説の元、研究拠点となる マレーシア工科大学をはじめとした現地の大学や企業と連携し、現地特有の食文化等に注目しながら腸内環境研究を推進してまいります。

3. 今後の展開
 現地での研究を通して得られた東南アジア人の腸内環境データと、ハラルの食習慣や生活習慣および疾患や健康との関係性について、新たな知見を得られることが期待されます。本研究を足がかりに、東南アジアをはじめ世界中の人々の健康を守るための腸内環境データベースを構築し、国内のみならず国外でも利用可能な新たな腸内環境評価事業の展開を目指します。

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【本リリースに関するお問い合わせ先】
株式会社メタジェン
担当:村上・長谷川
〒997-0052
山形県鶴岡市覚岸寺字水上246-2
TEL:0235-64-0330
E-mail:info@metagen.co.jp 
https://metagen.co.jp

以上