【活動報告】 腸内デザイン共創プロジェクト 2022年度下半期:「腸内環境に関する社会のリテラシー向上」という共通課題に向き合い、共創を次のステップへ!
株式会社メタジェン(以下「当社」)は、最先端科学で腸内環境を制御する「腸内デザイン®︎」のコンセプトを共に広め、従来のヘルスケア業界の変革にチャレンジする企業連携「腸内デザイン共創プロジェクト」を推進しています。本プロジェクトでは、ご参画いただいたパートナー企業のみなさまと共に、研究開発・事業開発・啓蒙を中心に活動しており、2022年度は特に、「腸内環境に基づく層別化ヘルスケア」の社会実装に向けた取り組みを強化してまいりました。2022年度下半期の活動について、以下にご報告いたします。
<腸内デザインサロンVol.13を開催!社会への啓蒙を鍵として、相互理解を深める>
2023年1月27日に腸内デザインサロンVol.13をオンラインで開催し、参画企業より約100名の皆様にご参加いただきました。開催テーマは、『相互理解で共創を!』。「腸内環境」や「腸活」というワードがトレンドになっている状況下において、「腸内デザイン市場」を創出していくためには、研究開発・事業開発・商品開発・マーケティング・広報・経営企画…それぞれ立場や視点は違えど、共通課題として「腸内環境に関する社会のリテラシーを上げる」ことがポイントであると考えています。腸内デザイン市場形成に向かう現在地を次のステップへ進めることを目的に、以下のコンテンツを実施しました。
<コンテンツ詳細>
第一部:メルマガ著者らによる腸内デザインにつながる研究アワード2022 ~すべての人に、腸内環境研究の面白さを~
参画企業の皆さまに毎週金曜日に配信している「腸内環境研究メルマガ」の著者でもあるメタジェン研究員らによる、研究アワード発表とパネルディスカッションをお送りしました。研究者のみならず、すべての人に「腸内環境研究はおもしろい!」ことを伝えるため、各研究員が自身の特色も生かしながら、多様な形式で、以下のカテゴリーに分けて研究サマリーを発表いたしました。
- 論文紹介メルマガバックナンバー(人気投票の結果から)
- プロバイオ・プレバイオ・食物繊維
- 社会課題
- イグノーベル
伝え方次第で研究が与えるインパクトは如何様にもなるという可能性について、ご参加者からも多くのコメント頂き、改めて研究と社会をシームレスに繋ぐことの重要性について共通理解を得る機会となりました。
第二部:腸内環境に関する社会のリテラシーを高めたい! ~啓蒙につながるSomethingを探る~
共通課題である「腸内環境に関する社会のリテラシーを上げる」ためには、業種や職種の垣根を越えて腸内環境に関する啓蒙活動を推進していくことが重要であると考えています。そのヒントを探るセッションとして、事業開発やビジネスの第一線で活躍されている魅力的なパネリストの方々をお迎えし、ディスカッションを繰り広げました。
パネリスト(企業名50音順)
中西 裕子 様
株式会社資生堂 R&D戦略部 グループマネージャー
宇都野 勇児 様
株式会社明治 マーケティング本部 乳酸菌マーケティング部 プロバイオG グループ長
古田 雄一郎 様
森永乳業株式会社 食品素材統括部 販売企画機能性グループ マネージャー
モデレーター
福田 真嗣
株式会社メタジェン 代表取締役社長CEO
「現時点で一般生活者に腸内環境の重要性がどの程度広まりつつあるか」という手ごたえについて、商品開発やマーケティングに携わるパネリストの方々からの生の声をお届けするとともに、社会のリテラシーを上げていくためのアイディアや腸内デザイン市場の可能性について存分に議論しました。サイエンスの世界ではエビデンスという明確な解がありますが、ビジネスにおいては、生活者にどのような世界観を見せ、どのような嗜好や目的に寄り添い共感を得ていくかという選択肢は無限です。決して、腸内環境を良くすることを目的化するのではなく、腸内環境の改善が生活者のありたい姿にどのように貢献することができるのかを忘れることなく、その手段として腸内デザインを活用していくことの重要性について共通理解を得ることができました。
<層別化ヘルスケア体験座談会>
2022年6月に当社がローンチいたしました「MGダイエットサポート」を、本プロジェクト参画企業の約120名の方々にご体験いただきました。また、ご体験者とサービス開発メンバーが中心となった座談会を実施しました。ご体験者それぞれのユーザー目線、あるいは事業者目線の生の声を交換し合い、層別化ヘルスケアの普及に向けた課題とアイディアを把握する貴重な機会を共有いたしました。
2022年度は、腸内デザイン市場の展望やロードマップ、課題感等について、当社からの発信のみならず、参画企業同士で共有できる機会を創出してまいりました。次年度以降の活動も、腸内デザインの実装に向けてより強い連携体制を築いていくとともに、共創を体感しながら各所での活動を盛り上げていきたいと考えております。
当社は今後もパートナー企業のみなさまとの様々な取り組みを通じて、腸内デザイン市場の共創を推進していきます。本取り組みにご賛同いただける企業様のご参画を、心よりお待ちしています。
【本リリースに関するお問合せ先】
株式会社メタジェン
本社/鶴岡研究所
山形県鶴岡市覚岸寺字水上246-2
担当:長谷川・中畔(ナカグロ)
E-mail:info@metagen.co.jp
TEL:0235-64-0330