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2020/07/08
事業

腸内環境から免疫評価を行う新たなオプションを加え、ヒト臨床試験サービス「MGPack™」をリニューアルしました!

株式会社メタジェン(本社:山形県鶴岡市、代表取締役社長CEO 福田 真嗣、以下「当社」)は、この度、被験品(製品・素材)の摂取が腸内環境へ及ぼす影響を評価するヒト臨床試験サービス「MGPack™」をリニューアルし、新たなオプションとして腸内環境から免疫評価を行うサービスを開始いたします。

感染症への罹患リスクが隣り合わせとなった昨今、人々の健康・予防への意識が一気に高まり、免疫力の向上を期待して経口摂取するものを選択する消費者が急増しています。このような状況において当社は、より一層企業との連携を図り、人々の健康に貢献する商品を世の中に届けるサポートをすべく、免疫評価を実施する新たなオプションサービスを開始することといたしました。

免疫評価オプションサービスでは、従来の「MGPack™」で実施してきた「被験品摂取が腸内環境に与える影響の検討」と合わせて、「被験品が免疫機能に及ぼす影響」をエビデンスベースで評価いたします。具体的には、臨床試験時に被験者の便検体に含まれるIgA量(※1)を測定することにより、被験品の摂取が免疫機能(感染抵抗性)に及ぼす影響を可視化いたします。それにより、被験品に関して"免疫"という観点での新たな特性を把握することや、消費者への啓蒙活動(※2)へのきっかけとしてご利用頂けます。

"腸"は粘膜免疫系(※3)として重要な機能を持つことが知られています。特に腸内細菌の大半が棲んでいる大腸において、腸内細菌によって産生される主要な代謝物質である短鎖脂肪酸が、腸管粘膜の免疫細胞に作用してIgA抗体の産生を増強し、感染予防に寄与することが報告されています。
"腸と免疫"の解説についてはこちらをご覧ください。

<MGPack™について>
MGPack™のサービス紹介ページをリニューアルいたしました。詳細はこちらをご覧ください。

当サービスは、①長年の腸内環境研究のノウハウを生かした臨床試験計画から運用、②独自技術「メタボロゲノミクス®」による腸内環境解析、そして、③専門家による結果考察 までをフルサポートする点が特徴です。腸内環境評価において一般的に実施される「細菌叢解析」に加えて、当社では「代謝物質の解析」や血液検査、排便回数などのメタデータを含めた統合的な解析を実施しています。それにより、被験品摂取時に腸内細菌がどのように働き、どのように身体に効果を発揮するかというメカニズムの解明に繋がります。加えて、既存の製品や素材の可能性を拡げるための新知見や、それらに基づく新商品開発の種を見出し、消費者への発信やマーケットへの応用に役立つと考えています。

今後も当社は、食や医療・ヘルスケア領域の研究開発や啓蒙活動を行う企業等と連携し、最先端科学により腸内環境から適切にアプローチする商品やサービスを社会に提供してまいります。

【注釈等】
※1  便検体に含まれるIgA量
免疫評価オプションサービスにおいて、試験時に被験者の便検体に含まれるIgA量を測定いたします。IgA(免疫グロブリンA)は全身の粘膜で作用して細菌やウイルスの侵入を防ぐ抗体です。抗原特異性が低く様々な病原体に結合することから、感染防御に役立つことが知られています。

※2  試験結果の啓蒙活動への利用について
結果については消費者への啓蒙にご利用いただくことも可能ですが、法令及び各種広告規制との関係で、用いることのできる文言やIgA量に関する記載の可否については最新の法令やガイドライン等に準じてご検討いただく必要がございます。あらかじめご承知おきください。

※3  粘膜免疫
ウイルスや細菌などの病原体を体内に侵入させないように体を守る免疫機能で、感染防御の最前線です。目、鼻、口、気道、肺、腸管などの粘膜組織をもつ器官で働き、特に腸が重要な役割を担っています。


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株式会社メタジェン 
本社/鶴岡研究所
山形県鶴岡市覚岸寺字水上246-2
担当:長谷川
E-mail:info@metagen.co.jp
TEL:0235-64-0330