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2021/11/11
共同研究 受賞/研究業績

【共同研究成果】ブロッコリーなどを含む野菜・果物混合物 および配合素材の腸内環境への影響に関する研究結果を 「第26回日本食物繊維学会学術大会」にて発表

腸内環境を適切にデザインすることで病気ゼロの実現を目指す株式会社メタジェン(本社:山形県鶴岡市、代表取締役社長CEO 福田真嗣。以下、「当社」)と、常に人々の健康の増進と生活文化の向上に奉仕するサンスター株式会社(以下、「サンスター」)は、この度、共同研究によりブロッコリーなどを含む野菜・果物混合物とその配合素材における腸内環境への有益な効果の可能性を見出し、その成果を「第26回日本食物繊維学会学術大会」(2021年11月6日(土)~7日(日)、オンライン開催)にて発表いたしました。

<研究の背景>
近年、腸内環境を改善することは腸だけでなく、全身の健康維持に役立つ可能性が示されつつあります。野菜や果物には、各種ビタミンや食物繊維などの栄養素が含まれていますが、腸内環境に対する影響は分かっていませんでした。そこで当社とサンスターは、ヒト腸内環境を模した評価技術を用いて、ブロッコリーなどのアブラナ科野菜を含む野菜・果物混合物とその配合素材がヒトの腸内環境に与える影響について共同研究を実施しました。

<研究成果の概要>
本共同研究では、当社の独自技術である「メタボロゲノミクス®︎」(※1)を駆使し、野菜・果物混合物とブロッコリー、ビフィズス菌醗酵人参がもたらす影響について、ヒト腸内環境を模した試験系で評価しました。その結果、野菜・果物混合物やブロッコリー、ビフィズス菌醗酵人参を加えると、ビフィズス菌などの有益な腸内細菌のみならず、体に良い成分として知られる酢酸や酪酸などの代謝物質も増加することが明らかとなりました(※2)

(※1)「メタボロゲノミクス®︎」とは、「どのような細菌がどのくらいいるか」を調べる遺伝子解析(メタゲノミクス)と、「どのような代謝物質がどのくらいあるか」を調べる代謝物質解析(メタボロミクス)、そこから得られた情報の統合解析(バイオインフォマティクス)技術を駆使して行う、当社独自の腸内環境手法(詳細はこちら:https://metagen.co.jp/techology)。
(※2)野菜・果物混合物、ブロッコリー、ビフィズス菌醗酵人参添加群において、Bifidobacterium、酢酸、酪酸が有意に増加し、BilophilaEggerthellaが有意に減少。さらにブロッコリー、ビフィズス菌醗酵人参添加群では、Faecalibacteriumが有意に増加。

<今後の展望>
本共同研究により、アブラナ科野菜を含む野菜・果物混合物とその配合素材による腸内環境改善効果が示唆されました。これらの作用には、野菜・果物に含まれるオリゴ糖や食物繊維などが関与していると考えられます。今回見出された結果を踏まえ、臨床試験など更なる効果検証を行うことで、野菜・果物がもたらすヒト腸内環境への影響のメカニズム解明が期待されます。

当社ならびにサンスターは、人々の健康寿命の延伸について科学的な視点からアプローチし、より良い健康社会の実現を目指します。

【学会概要】
名称:第26回日本食物繊維学会学術大会
日時:2021年11月6日(土)
参加方法:オンライン
HP: http://jdf.umin.ne.jp/


【リリースに関するお問合せ先】
株式会社メタジェン
〒997-0052
山形県鶴岡市覚岸寺字水上246番地2
担当:中畔
E-mail: info@metagen.co.jp
TEL:0235-64-0330