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お知らせ

【活動報告】 腸内デザイン共創プロジェクト 2023年度下半期:企業間横連携の強化により「共創の実現」へ!

株式会社メタジェン(以下「当社」)は、最先端科学で腸内環境を制御する「腸内デザイン®︎」のコンセプトを共に広め、「腸内デザイン市場」を創出する企業連携コミュニティ「腸内デザイン共創プロジェクト」を推進しています。本プロジェクトでは、ご参画いただいているパートナー企業のみなさまと共に、研究開発・事業開発・啓発活動を中心とした活動を通じて、各企業の事業推進ならびに腸内デザイン市場の共創を念頭においた取り組みやコラボレーションを推進してきました。

2023年度下半期の活動について、以下にご報告いたします。

<研究者座談会>

2023年11月17日に、腸内デザインを牽引する研究者を対象とした「研究座談会」を開催しました。参画企業より10名以上の研究者にお越しいただき、日頃の研究活動における課題や情報共有をはじめ研究者視点での腸内デザインの未来構想に至るまで、カジュアルな雰囲気で意見交換を行い、翌日からの研究に対するモチベーションをより高めていくきっかけとなりました。

<腸内デザインリーダーズ交流会>

上記座談会の同日である2023年11月17日に、3年後の目線で新たなビジネスを検討されている各企業のリーダー層の方々を対象とした「リーダーズ交流会」を初開催しました。各社のノウハウや近況について、情報交換や意見交換を活発に行うまたとない貴重な機会となり、今後の事業検討や企業間連携のきっかけとなりました。

<腸内デザインサロンVol.15を開催!>
2024年1月26日に「腸内デザインサロンvol.15」をオンラインで開催しました。
開催テーマを『THE CHALLENGE!!〜チャレンジでつなぎ、創る、次の世界〜』として、以下の3部制のコンテンツで進行しました。

第一部:メタジェンはなぜ競合と組むのか?腸内環境情報を活用したヘルスケア市場の今後に迫る!

時代は、「競争から共創」へ。メタジェンは、2023年11月に、株式会社サイキンソーと資本業務提携を締結しました。このセッションでは、株式会社サイキンソー代表取締役CEOの沢井悠さまをゲストにお迎えし、ミッションドリブンで考える協業スタイルに迫りました。

これまで「競合」と言われてきた両社の各経営者視点で「共創の決め手になったこと」、共創に向けて「社内メンバーの理解を得ていったプロセス」などを赤裸々に語るパネルディスカッション形式でお届けしました。

また、互いの強みを持ち寄って、「世界80億人が自分の腸内環境情報を活用して健康になれる未来」を共創していくことや、目指す未来への到達速度や効率を上げながら共に進んでいく意気込みを改めて表明しました。

第一部のディスカッションの模様は、株式会社サイキンソーのメディアでご紹介頂いています。
▶株式会社サイキンソー公式note記事「メタジェン主催 腸内デザインサロンにCEO沢井が登壇しました!

ご登壇者
株式会社サイキンソー 代表取締役 CEO 沢井 悠 様
株式会社メタジェン 代表取締役社長CEO 福田真嗣

モデレーター
株式会社メタジェン 取締役副社長CTO 山田拓司

第二部:メタジェン研究員と学ぶ!腸内環境を「見て」実践する腸活!

メタジェンの研究者らは、自分自身の腸内フローラのデータをどのように読み解き、ヘルスケアの実践に役立てているのでしょうか?

各研究員の「腸内年表」をもとに食生活や生活習慣、さらにはメンタルやライフイベント等の変化と各自の腸内環境の変動との関連について、腸内フローラの経時データを基に仮説を立て、解説を行いました。

また、様々な食を摂取した際の「おなかの下しやすさ」に着目し、具体的な食事介入の記録と成果について、腸内フローラや代謝物質のデータに基づいた腸活記録をご紹介しました。

自分の腸内環境のデータから自分の現在地を知り、その先に向かいたい方向を科学的な視点をもって定めて腸活を実践する、研究者ならではの行動変容には多くの反響をいただきました。

第三部:参画企業プレゼンツ!~The Challenge Story~

研究成果の発表、新たな研究や新規事業の開始、重要な概念を常識化していくための啓発活動の取り組みなど、参画企業の皆様は日々様々なチャレンジを重ねています。このセッションでは、参画企業の様々なチャレンジストーリーをピッチ形式でお届けしました。腸内環境研究・ビジネスの第一線で活躍されている魅力的な発表者の方々をお迎えし、具体的な取り組み事例やその実施背景をご紹介頂きました。コミュニティ内で刺激を受け合う貴重な機会になったと同時に、各企業が更に事業に邁進していくための気づきをご提供いただきました。

ご発表者・内容:
①研究成果速報(メタジェンより)
・カルビー株式会社「シリアルの継続摂取による腸内環境および排便回数に及ぼす影響」
・帝人株式会社「イヌリン摂取による腸内環境を介した新型コロナウィルス感染症の重症化抑制」
②卯川 裕一 様(株式会社ダイセル  ヘルスケアSBU事業推進室  マネージャー)
「腸内代謝物素材の開発コンセプトと新素材の紹介」
③山川千秋 様(野村乳業株式会社 マーケティング部 部長)
「腸活ベンチャー:野村乳業のチャレンジ」
④堀米 綾子 様(森永乳業株式会社 基礎研究所 腸内フローラ研究室)
『シンバイオティクスヨーグルト摂取による腸内環境の変化に関する「神戸実証試験」』

モデレーター
村上 慎之介(株式会社メタジェン 取締役COO・CIPO)

<短鎖脂肪酸の日を制定!&メディアフォーラムを開催!>
2023年9月の「腸内デザインサロン@鶴岡」を契機として、短鎖脂肪酸の重要性を広めたいと願う企業同士の横連携が開始されました。腸内細菌がつくる代謝物質「短鎖脂肪酸」に関する理解を深め、短鎖脂肪酸を生み出すライフスタイルを生活者により普及していくことを目的に、有志企業の活動において、3月4日を「短鎖脂肪酸の日」として制定し、普及に向けた第一弾イベントとしてメディア関係者向けのフォーラムを開催いたしました。

今後は今回の7社連携を起点としながらも、その連携の形や仕組みは柔軟に変えつつ、新たな企業にも加わっていただきながら普及活動をステップアップさせていきます。

本イベントの詳細についてはこちらのニュースリリースを御覧ください。


2023年度は、本プロジェクトが狙いとしている「競争から共創」という考え方の浸透やその実現に大きな一歩を踏み出すことができた一年でした。

各ご参加者が共通で持つミッションを達成するために「共創」の気持ちを持ち寄ることによるエネルギーの増大は肌で感じられるほどで、この流れをいかに継続させて社会への発信や実装を積み重ねていくかが今後重要であると考えています。

次年度以降の活動において、より強い連携体制を築いていくとともに、共創を更に体感しながら各所での活動を盛り上げていきたいと考えております。

当社は今後もパートナー企業のみなさまとの様々な取り組みを通じて、腸内デザイン市場の共創を推進していきます。本取り組みにご賛同いただける企業様のご参画を、心よりお待ちしています。

● 当社が掲げるコンセプト「腸内デザイン®」についてはこちら
● 「腸内デザイン共創プロジェクト」の詳細についてはこちら
● ご参画お申し込み、お問い合わせはこちら

【本リリースに関するお問合せ先】
株式会社メタジェン 
本社/鶴岡研究所
山形県鶴岡市覚岸寺字水上246-2
担当:長谷川・中畔(ナカグロ)
E-mail:info@metagen.co.jp
TEL:0235-64-0330